猫を飼っているマンション住まいの皆さん、脱走防止対策はしっかりと行なっていますか?
猫が脱走すると、交通事故やウイルス感染、寄生虫の持ち帰り、妊娠やさせてしまうリスクがあります。
今回の記事では、マンションで猫を飼っている方が脱走防止対策をするための方法をいくつか紹介するので、参考にしてください。
猫は足の間をすり抜けて、あっという間に脱走してしまいます。
特に外に興味がある猫や、元野良猫さんは脱走しやすい傾向があるので、はやめに脱走対策をおこないましょう!
猫のマンションからの脱走防止対策
玄関やベランダから脱走しやすいため、脱走防止対策を紹介していきます。
1.玄関用脱走防止グッズを利用する
脱走防止には、猫用の脱走防止扉やペットゲートを使用することが効果的です。
また、猫がドアを開けられないように、ドアにストッパーやロックを取り付けることもおすすめです。
猫が自らドアを開けることができず、脱走のリスクを低減できます
2.ベランダにネットを張る
ベランダに網目の細かいフェンスネットを張ると、猫の脱走を防げます。
また、ネットを張っているスペースで日向ぼっこをさせることも可能です。
ただし、ネットを張る際には、猫が脱走できないように張り方やネットの種類に注意が必要です。
隙間が小さく、十分な強度があるネットが理想です。
3.ベランダ用のキャットゲージやリードを使う
猫が脱走するのは、ストレスが溜まっている可能性があります。
そのため、ベランダで猫を外置きできるキャットゲージやリードを利用し、自然光や風を感じさせる方法も、脱走防止対策としておすすめです。
キャットゲージは、猫が自由に遊んだり寝たりできるスペースを提供しながら、脱走リスクを低減できます。
リードを使って猫と一緒にベランダに出る場合は、短めのリードを選びましょう。
猫の脱走|迷子対策の取り組み
万が一脱走した場合でも、迷子にならないように事前にできる準備をしておきましょう。
1.迷子札の利用
万が一猫が脱走してしまった際に備えて、迷子札を利用することが重要です。
迷子札には、猫の名前や飼い主の連絡先を記載し、首輪につけましょう。
見つけた人がすぐに連絡が取れるようになっていると、猫の無事な帰宅の可能性が高まります。
3.マイクロチップの挿入
マイクロチップは、猫の体内に埋め込むことで、飼い主の情報を把握できる電子機器です。
動物病院で手術の際に埋め込んでもらうことができます。
マイクロチップには猫と飼い主の情報が登録されており、施設や獣医さんが読み取ることができるため、迷子になっても確実に飼い主と猫をつなげます。
3.依頼できるペット探偵を探しておく
猫が迷子になった場合、見つけ出す勝負は2日~3日です。
時間が経過するにつれて、どんどん見つけ出せる確率は下がっていくため、万が一に備えて依頼できるペット探偵を探しておきましょう。
ペット探偵は1日20,000円ほど費用がかかります。
マイペットライフは「ジャパンロストレスキュー社」と提携しており、会員登録しておくと最大3日間であれば無償にて捜索をおこなってくれるため、登録しておくといざという時に安心です。
猫が迷子になったときの探し方!焦らず冷静に4つのポイントを押さえよう!
猫のマンション脱走対策に関するよくある質問
脱走対策は本当に必要なの?
脱走防止対策は非常に重要です。
猫が脱走すると、最悪の場合帰ってこれない可能性もあります。
飼い主には猫の命を守る責任があるため、まずは玄関周りやベランダ周りの脱走対策をおこないましょう。
猫が脱走した場合はどのように対応すればいい?
万が一猫が脱走してしまった場合は、迷子札やマイクロチップの利用、近所の住民や動物保護施設への連絡などが重要です。
迷子札には猫の名前や飼い主の連絡先を記載し、見つけた人がすぐに連絡できるようにします。
また、マイクロチップは猫の体内に埋め込むことで、猫の居場所を特定することができます。
迅速な対応が猫の無事な帰宅の可能性を高めますので、早めに行動しましょう。
猫が脱走しないためには何をするべき?
まずは、ストレスをためないようにしてあげましょう。
1日5分~10分程度、おもちゃで遊んであげたりブラシをしてあげたりとスキンシップを取るのがおすすめです。
猫のマンションからの脱走対策は玄関・ベランダ周りを重点的におこなう!
マンションで猫を飼っている場合、脱走防止対策が非常に重要です。
玄関やベランダ、窓での対策を行い、迷子対策も万全の状態にしておくことが大切です。
脱走防止アイテムを選ぶ際には、隙間のチェックや高さの確保、転倒防止のチェックが重要です。
猫の安全を守るために、脱走対策をしっかりと行い、愛猫と安心して過ごせるマンション生活が送れるように、日々の飼育環境を整えていきましょう。