猫が迷子になったときの探し方!焦らず冷静に4つのポイントを押さえよう

猫が迷子になったときはどうする
悩んでいる飼い主

「愛猫が脱走したけどどうやって探せばいい?」
「全然みつからなくて心配…」

家族同然の存在である猫が迷子になってしまうと、飼い主さんは焦ってしまいがちです。

「はやくみつけてあげたい」「もう帰ってこないのでは?」と不安な気持ちが大きくなってしまいますよね。

しかし、焦って行動するとかえって状況を悪化させてしまう可能性があるため、冷静に行動することが大切です。

先に結論:迷子猫を探すのは3日が勝負のため、ペット探偵への依頼も視野に入れる!

猫の捜索は2日~3日かが勝負で、時間が経過すると行動範囲も広がり、捜索が困難になる場合があります。

すぐに帰ってこない場合は、捜索のプロであるペット探偵を頼ることも検討しましょう。

ペット探偵への依頼は高額なイメージがあります。

しかし、マイペットライフに会員登録しておくと、ペット捜索をおこなう「ジャパンロストレスキュー社」が、最大3日間であれば無償で捜索をおこなってくれます。

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目次

猫が迷子になったときの探し方4つ

猫が迷子になった場合は4つのポイントを押えて落ち着いて行動しましょう。

  • 名前を呼びながら半径50メートル以内を捜索
  • 公的機関に連絡を入れる
  • ポスターなどを作成し情報を集める
  • ペット探偵に依頼する

名前を呼びながら半径50メートル以内を捜索

家で飼っている猫が迷子になったら、しばらくは動かずにじっと隠れていることが多いでしょう。

猫は壁沿いを移動する習性があるので、まずは家から50m以内の暗くて狭い場所を探してください。

車の下、エアコンの室外機の下、建物の隙間、物置の裏、植木の下など、猫が隠れやすい場所をチェックしましょう。

猫を探すときは、大声で叫んだり、走り回ったりすると驚いて逃げてしまうため、普段通りの声で呼ぶのがポイントです。

MAIKA

名前だけでなく「ごはん」「おやつ」など反応しやすい言葉もおすすめです!

公的機関に連絡を入れる

猫が迷子になった場合、公的機関に連絡を入れることで、より早く見つける可能性が高まります。

機関連絡先対応
保健所市区町村の保健所迷子猫の情報を掲載する
保護された猫の情報を提供する
警察署管轄の警察署迷子猫の情報を掲載する
保護された猫の情報を提供する
動物愛護センター都道府県の動物愛護センター迷子猫の情報を掲載する
保護された猫の情報を提供する

連絡する際は猫の特徴や迷子になった日時など、具体的に伝える必要があります。

ポスターなどを作成し情報を集める

猫が迷子になった場合、ポスターやチラシなどを作成して情報を集めることも有効です。

パソコンやスマートフォンで作成できたり、市販のチラシ作成ソフトが利用できたりと簡単に作成できるため、猫の特徴や連絡先を記載し、家の周りや近所のお店などに配布しましょう。

また、SNSや地域の掲示板などで情報を発信するのも効果的です。

MAIKA

猫のからだの模様や特徴など、細かく記載しましょう!

ペット探偵に依頼する

猫の捜索は2日~3日が勝負で、時間が経過すると捜索範囲も広がります。

自力で発見できない場合は、ペット探偵に依頼するのも一つの手段です。

ペット探偵は、迷子になったペットの捜索を専門に行うプロなため、より早く見つけられる可能性が高まるでしょう。

しかし、1日あたり20,000円~30,000円ほど費用がかかり状況によってはすぐに対応してもらえない可能性があるので注意しておきましょう。

マイペットライフは月額550円でコラムなどを読めるサイトですが「ジャパンロストレスキュー社」と提携しており、会員登録しておくと最大3日間であれば無償にて捜索をおこなってくれるため、登録しておくといざという時に安心です。

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迷子猫の探し方のコツ2つ

愛猫が家から脱走した際には、いくつかのポイントを押さえて捜索を行うことが大切です。

以下では、具体的な捜索方法やポイントを紹介します。

  • 夜間捜索が効果的
  • 家の近くから捜索

夜間捜索が効果的

猫は夜行性のため、夜間の捜索が効果的です。

飼い主自身が夜間に捜索を行う際は、通常通りの声で名前を呼びかけながら探すことが大切です。

また、近隣住民からの情報収集も助けとなりますので、積極的に協力を得るようにしましょう。

ただし、仕事などの都合で夜間の捜索が難しい場合は、ペット探偵に依頼することも検討してください。

家の近くから捜索

室内飼いの猫は、意外と家の近くに潜んでいることが多いでしょう。

住宅密集地などでは、隠れる場所が多く、家の近くに潜んでいることが多いため、まずは隣家や近隣の住宅など、身近なところを捜索することが大切です。

ただし、保護猫など野良生活が長かった子は、行動半径が広い傾向があります。猫の生い立ちにも留意しながら捜索しましょう。

迷子猫が隠れている場所

完全室内飼いの猫は、外の世界に慣れていないため、怖くて隠れていることが多く、失踪地点から半径50m以内~100m以内の範囲を徹底的に捜索してみましょう。

猫の飼い方捜索範囲
完全室内外半径50m以内~100m以内
外への出入りが自由半径500m~1km程度

外への出入りが自由な猫の場合は、普段外に出ている時間が長ければ長いほど行動範囲が広くなるため、半径500m~1km程度も視野に入れて捜す必要があります。

猫が好む隠れ場所
  • 車の下
  • 側溝
  • 家と家の間
  • 物置きの影
  • 空き家
  • 公園
  • 室外機の下
  • 神社
  • 資材置き場
  • 木や草の茂み

また、猫は安全を確保しやすい暗く狭い場所を好むため、車の下や家と家の間などをしっかり確認しましょう。

猫の迷子を予防する方法3つ

愛猫が家から脱走しないようにするには、予防策が必要です。

  • 猫首輪・迷子札・鈴の装着
  • 脱走防止柵の設置
  • マイクロチップの装着

首輪・迷子札・鈴の装着

首輪は、猫が脱走した際に見つけやすくするために有効です。

首輪に迷子札をつけると猫が迷子になった際にすぐに飼い主に連絡ができ、鈴を付けると動いた際に音がするため、居場所を特定しやすくなります。

ただし、首輪が苦手な猫もいるため、状況に応じて使用を検討してください。

また、首輪や迷子札の取り付け方には注意が必要で、首輪がどこかに引っ掛かり猫が怪我をしないように、人の指が2本から3本入る余裕を持たせましょう。

脱走防止柵の設置

窓やベランダに脱走防止柵を設置することで、猫が外に出られないようできます。

脱走防止柵の種類や価格帯が多様であるため、自宅の条件や予算に合わせて選ぶびましょう。

取り付ける際には、しっかりと固定されていることを確認し、猫や飼い主が怪我をしないように安全性を確保してください。

マイクロチップの装着

猫の迷子防止に効果的なのが、マイクロチップの装着です。

マイクロチップは直径約2mm・長さ約11mmの円筒形のチップで、体内に埋め込むことで飼い主の情報を記録できます。

マイクロチップの装着は、動物病院で行え、費用は動物病院によって異なりますが、一般的に1,000~10,000円程度です。

マイクロチップの装着は、猫が迷子になったときに、飼い主の情報をすぐに確認するできるため、すぐに飼い主のもとへと戻すことが可能です!

また、マイクロチップは、首輪や迷子札が外れてしまっても、飼い主の情報が確認できるため、迷子猫の保護率を高められます。

迷子猫の捕獲後のケア

迷子猫を無事に捕獲した後は、しっかりしたケアが必要です。

迷子になった猫は不安を感じているため、飼い主は声を掛けながら安心できる環境を提供しましょう。

  • 健康チェック
  • エサやおやつをあげる
  • 動物病院を受診

健康チェック

脱走後の猫は、外の世界で怪我や病気を負っている可能性があるため、まずは健康チェックを行い、怪我や病気がないかを確認しましょう。

チェックポイント
  • 体温
  • 呼吸
  • 怪我
  • 寄生虫

まずは猫の呼吸や脈を確認しましょう。

健康な猫の呼吸は、1分間に10~20回、脈は1分間に100回~120回のため、呼吸や脈が速い場合は発熱や興奮が続いている可能性があります。

また、目に見える怪我がないかもしっかり確認しておきましょう。

エサやおやつをあげる

空腹や脱水で弱っている可能性があるため、餌やおやつは普段食べ慣れているものを用意しましょう

また、少量ずつ、何度かに分けて与えてあげると猫も落ち着いて食べることができます。

水分補給も忘れずに、お水を出してあげましょう。

餌やおやつを与える際は、猫が落ち着ける場所で、そっと近づいて与え、落ち着くまでは無理に抱き上げたり、触ったりしないでください!

動物病院を受診する

大きな怪我がない場合でも、寄生虫がついていたり獣医師にしか見つけられない怪我をしている場合もあるため、猫の興奮が落ちついてから動物病院を受診しましょう。

猫の迷子に関するよくある質問

どんなアイテムを使って探せばいい?

食べ慣れているフードやおやつを用意し、声を掛けながら捜索するとニオイにつられて出てくる場合があります。

また、大好きなおもちゃやビニールの音などに反応するケースもあります。

捜索の際は、バスタオルや洗濯ネット、キャリーバッグを用意しておき、保護できる準備も整えておきましょう。

ペット探偵はどんな道具を使って捜索する?

ペット探偵は赤外線カメラやJスコープ、LEDヘッドライトなどの高性能な機器を使用して捜索を行います。

また、現場での聞き込みやチラシを活用した情報収集も行います。

猫が迷子になる理由は?

猫が迷子になる理由は、大きく分けて以下の3つです。

  • 飼い主の不注意による脱走
  • 好奇心や縄張り意識による外出
  • 災害や事故などの外的要因

猫が迷子にならないようにするためには、飼い主の不注意による脱走を防ぐことが大切です。

また、猫の好奇心や縄張り意識を理解し、十分な運動や遊びをさせてあげましょう。

ペット探偵の相場は?

依頼先により料金は異なりますが、1日20,000円~30,000円が相場です。

猫の捜索は数日かかるケースもあり、料金が高額になるか可能性もあります。

また、配布用のチラシ料金が追加される場合もあるので、捜索方法や料金プランなどをしっかり検討したうえで依頼しましょう。

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猫が迷子になった場合ははやめにペット探偵に依頼しよう

猫が脱走したのに気付いたら、できるだけ速やかに自宅周辺を捜索しましょう。

猫が迷子になって日数が経過すると自力での捜索は難しくなり、猫の体力もどんどん弱まってしまうため、脱走から2日~3日を目安にペット探偵に依頼することをおすすめします。

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