「シニア期におすすめのベッドはある?」
「どんなベッドだとシニア猫は快適に過ごせる?」
愛猫がシニア期になり、ベッドを買い替えたいと思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、シニア期に適したペット用ベッドを紹介します。
シニアになると、寝る時間も増えるため、体の負担が軽減できるベットを選びましょう。
愛猫がリラックスできるものを選び、リラックスできる毎日を過ごさせてあげましょう。
シニア猫|介護に適したベッドのポイント3つ
シニア期の猫は、介護を見据えてベット選ぶとよいでしょう。
ふちが低い物を選ぶ
高齢猫は、足腰の力が弱くなっています。
そのため、ふちが高いベッドだと足が引っ掛かり、転倒のリスクが高まります。
特に、関節炎などの疾患を持っている猫は、ふちが高いベッドでは、出入りに苦痛を感じるでしょう。
シニア期に入った猫のベッドを選ぶ際は、全てがふちで覆われているタイプではなく、ふちが低いものや、出入り口がついているタイプを選んでください。
床ずれが予防できる体圧分散できるものを選ぶ
高齢猫は、長時間同じ姿勢で寝ていることが多いため、床ずれのリスクが高くなります。
介護にはいると、2時間〜3時間置きに体位変換の必要がありますが、飼い主が寝ている間は体位変換が行えません。
体圧が分散できると血流が良くなるため、猫への体の負担を軽減できます。
また、飼い主の介護の負担も少し軽減できるため、ぜひ取り入れたいアイテムです。
猫が体を伸ばせる大きさを選ぶ
高齢猫は、体の柔軟性が低下しているため、若い猫よりも広いスペースが必要となります。
猫が体を伸ばしてゆったりと寝られるくらいの大きさのベッドを選びましょう。
猫が体を伸ばして、鼻先と尻尾の先がベッドからはみ出ないくらいの大きさがおすすめです。
シニア猫におすすめのベッド3選
シニア猫におすすめのベッドを紹介します。
IDOG&ICAT UNAGE 低反発シニアベッド コーナーベッド Sサイズ
体が沈みすぎない低反発のベッドで、昇り降りしやすい高さです。
マットは2層になっているため、体圧を分散でき、床ずれを予防できます。
角にはあごをのせられるように枕になっているので、リラックスして過ごせます。
カバーと本体のどちらも洗濯できるため、トイレの失敗や食べこぼしが増える介護期の強い味方です。
EMME 3Dペットベット
高反発のマットレスのため、体が沈み込みすぎないため、足腰が弱ったシニア猫でも寝起きしやすいのが特徴です。
消臭効果が期待できる活性炭素がウレタンに入っているので、きれい好きな猫が快適に眠れます。
ふわふわ生地と通気性の良いリネン生地から選べるため、愛猫の好みやお手入れのしやすさから選びましょう。
ペットケアマット
わんちゃん用との記載がありますが、小型犬から使用できるため、猫でも充分活用できます。
3DアレルAirで、蒸し暑い夏は通気性・寒い冬は保温性と、年中使用できます。
カバーは撥水加工のため、お手入れしやすいのも魅力です。
ふわふわ素材が好きな猫は、お気に入りのタオルなどを上に敷いてあげると、リラックスして過ごせます。
シニア猫のベッドに関するよくある質問
ベッドはどんな場所に置けばいい?
猫が好きな場所、日当たりや風通しの良い場所を選びましょう。
猫は日光を浴びるとカルシウムの吸収を促進してくれる栄養素である、ビタミンDを生成できます。
直射日光は熱中症になる危険性もあるので、ほどよく影もできる位置にすると、快適に過ごせます。
寝室やリビングなど、猫が安心して過ごせる場所に設置し、転倒のリスクを避けるため、階段や段差の近くには置かないように注意してください。
シニア猫のベッドの洗濯の頻度はどのくらい?
シニア猫のベッドの洗濯頻度は、猫の毛の量や汚れ具合、ベッドの素材によって異なりますが、一般的には1ヶ月に1~2回程度が目安です。
猫がおしっこや嘔吐をすることがある場合やダニやノミが発生している場合は、もう少し小まめに洗濯し、しっかり乾燥させましょう。
猫が寝たきりになると楽な姿勢はある?
横向きが最も一般的な姿勢で、体に負担がかかりにくいと言われています。
2時間~3時間おきに、左右交互に横向きに寝かせましょう。
また、丸まり姿勢は猫にとって安心感があり、リラックスできます。
ただし、長時間同じ姿勢でいると、床ずれのリスクがあるため、注意が必要です。
【まとめ】体圧分散できるベッドで快適な老猫生活を送ろう
猫は年齢を重ねるにつれて、眠る時間が長くなります。
長時間同じ体制でいると、床ずれができ痛い思いをさせてしまうため、シニア期でベッドを買い替えるなら、体圧分散ができるものを選びましょう。
愛猫の負担を軽減できるベッドで、リラックスした毎日を過ごせるサポートをしてあげましょう。