
「カリカリを食べないのはわがまま?」
「何が原因で食べなくなったか分からない…」
実は、猫がフードを食べないのにはきちんと理由がある場合がほとんどです。
体調や環境の変化、加齢などさまざまな要因が影響していることも。
単なる「好き嫌い」で片付けず、愛猫のサインを見逃さずに、まずは原因を探っていくことが大切ですよ!
この記事では、猫がカリカリを食べない6つの主な原因と、すぐにできる対策をわかりやすく紹介します。



愛猫がまた美味しくごはんを食べられるように、一緒に原因を探っていきましょう!
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我が家で食いつきがアップしたフードがこちら
猫がカリカを食べないのはわがまま以外にも原因がある
猫がカリカリを食べない原因は、単なるわがままだけではなく、病気のサインであることも。
新しいフードに変えても食欲が戻らない場合は、口内のトラブルや体調不良が隠れている可能性があるため、早めに動物病院を受診しましょう。
一方、フードを変えたら食べてくれる場合は、単に今のフードに飽きてきているだけかもしれません。
猫がカリカリを食べない原因6つ
カリカリを食べない理由は一つではありません。
ここでは、代表的な6つの原因を紹介します。
体調不良や病気のサイン
カリカリを急に食べなくなったときは、まず体調を疑いましょう。
口内炎や歯周病、胃腸の不調、さらには重い病気の可能性もあります。
食欲不振が続いたり、元気がない、嘔吐や下痢が見られたりする場合は、すぐに動物病院を受診してください。
ストレスや環境の変化
猫はとても繊細な動物。
引っ越し、新しい家族が増えた、家具の配置を変えた、などの環境変化によるストレスで、食欲が落ちることがあります。
ほかにも、騒がしい環境や、ほかの猫との関係性にストレスを感じているケースも。



愛猫が安心できる静かな場所で、ゆっくりごはんを食べられるよう配慮してあげましょう。
急なフード変更に戸惑っている
カリカリを突然別のブランドに変えた場合、猫が警戒して食べなくなることがあります。
猫は、味や匂いの変化に敏感なため、急な変更はストレスになることも。
新しいフードに切り替えるときは、今までのフードに少しずつ混ぜながら、時間をかけて慣れさせるのがポイントです。
加齢による好みの変化
年齢とともに、猫の好みや食べやすい食感は変化していきます。
シニア期になると、歯やアゴの力が弱まり、硬いカリカリを嫌がることも。
そんなときは、ふやかしたり、シニア向けの柔らかめのカリカリに変更してあげるのがおすすめです。



愛猫のライフステージに合った食事を選びましょう!
カリカリの鮮度や保管状態が悪い
開封後、時間が経ったカリカリは酸化が進み、匂いや味が落ちてしまいます。
猫は鼻が利くため、ほんの少しの変化でも敏感に感じ取ります。
直射日光を避け、密閉容器で保存するなど、カリカリの鮮度管理はとても大切です。
わがままではなく本当に飽きている
同じフードを長く食べ続けていると、猫もさすがに飽きてしまうことがあります。



わがままというより「もっと別の味が食べたいな」と自然に感じているのかもしれません。
そんなときは、トッピングを工夫したり、香りを変えたりして、食事にちょっとした変化を加えてあげるといいでしょう。
猫がカリカリを食べないときの対処法4つ
愛猫がカリカリを食べなくても、焦らず冷静に対応することが大切です。
ここでは効果的な4つの対処法をご紹介します。
食べない原因に合わせて、無理なくサポートしてあげましょう。
徐々にフードを切り替える
新しいカリカリにする場合は、いきなり全量を変えるのではなく、今までのフードに少しずつ混ぜて切り替えるのが基本。
2週間ほどかけて慣らしていくと、猫も違和感を感じにくくなります。
温めるなどフードに工夫をする
カリカリをほんの少し温めると、香りが立って食欲を刺激できます。
電子レンジで短時間(5秒ほど)温めるだけでもOK。
また、お湯を少量かけてふやかす方法も効果的。



食感が柔らかくなり、飲み込みやすくなるので、特にシニア猫におすすめです!
食器の高さや静かに食べれる環境を整える
食器の高さを少し高くすると、猫が自然な姿勢で食べやすくなり、負担が減ります。


また、静かな場所でゆっくり食べられるように、食事スペースを見直してみましょう。
周囲の音や、ほかの猫や人の存在が気になると、集中して食べられない場合があります。
フードを変えてみる
どうしても今のカリカリを食べない場合は、思い切って別のフードに変えてみるのもひとつの手。
原材料や味の違うもの、香りが強めのものなどを試してみましょう。
ただし、アレルギーに配慮しながら選ぶことも忘れずに。



お試しサイズのフードを利用すると失敗が少ないですよ。
我が家でもフードを食べなくなったとき、香りや食感の良いフードに変えました。
すると、すぐにカリカリといい音をさせながら食べ始めてくれました!
体調不良などではない場合、一度フードを変えてみてはいかかでしょうか?
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プラチナムキャットフードの口コミ・評判が知りたい人は下記の記事を参考にしてください。


猫がカリカリを食べないときのよくある質問
カリカリを食べないときは放置してもいい?
基本的に、丸一日以上食べない状態が続くのはよくありません。
子猫やシニア猫なら、半日でもリスクがあります。
すぐに病院を受診するか、食事を工夫して早めに食べられるようサポートしてあげましょう。
おやつだけ食べさせてもいい?
カリカリを食べないからといって、おやつばかり与えるのは避けましょう。
栄養バランスが崩れ、さらにフードを食べなくなる可能性もあります。
あくまでカリカリをメインに、おやつはご褒美程度にするのが理想です。


シニア猫がカリカリは食べないけどおやつを食べるのは大丈夫?
シニア猫の場合、歯や口内にトラブルが隠れていることもあります。
おやつは柔らかいものが多いため、そちらだけ食べる傾向に。
硬いカリカリを避ける場合は、ふやかす・シニア用の柔らかいカリカリに切り替えるなどの対応が必要です。


【まとめ】愛猫がカリカリを食べないときは焦らず原因を見極めよう
猫がカリカリを食べないのは、単なるわがままではなく、体調や環境の変化、フードの問題などさまざまな要因が絡んでいる可能性があります。
まずは焦らず、愛猫の様子をよく観察して、原因に応じた対策を取りましょう。
適切な対応をすることで、また元気にごはんを食べてくれるようになりますよ。
大切な愛猫との健やかな毎日を、サポートしていきましょうね!